全日本トライアル中部大会結果報告

2013 全日本トライアル選手権 第6戦 中部大会
開催日:10月13日 開催地:キョウセイドライバーズランド 天候:晴れ 気温 26°C
競技方式:12 セクション×2ラップ 持ち時間5時間
参戦クラス:国際A級 出走台数:40台
車両:BETA EVO 2T300
競技結果:2位(減点数34点 クリーン数11個)

競技リポート
今大会で優勝ができればチャンピオンを決定できるため、実現できるように出来る限りの準備をして挑みました。
セクションは、砂まじりの岩盤登り、ロック、土のセクションなどで、明らかに簡単なセクションは一つありましたが、全体的に難易度は高くしっかりテクニックを使って走れないとクリーンが取れない印象でした。

大会当日は晴れ。ちょっと冷たい風が吹くなかスタート。
第1セクションは斜面を折り返して登る感じ。斜面ではちょっとしたミスでもスタックするので、自信と不安があるなかでのトライ。無事にクリーン。
第2、3セクションは難しく、上手くいけば一気に試合が有利になるセクション。ラインが何本かあるので、よく考えてからトライしたが登りきれずに5点。
第3セクションは、時間的に厳しく、そうかといって急いで走れるほど簡単ではない。一発で確実にラインにのせて、グリップにも集中してトライしたところ、うまく最後の登りまでいけたのでクリーンをしたかったが、最後が登りきれず5点。

第7セクションはテクニカルで時間にも余裕がなくて3点。それ以降のセクションはしっかりクリーンで抜けたいところだが、細かい部分で1点着いてしまうミスが目立ちました。
今回IAのトップグループは競技前半がスローペースで、自分は気持ち急いでトライしていましたが、案の定1ラップ目は持ち時間ギリギリでした。1ラップ目の減点は17点。

2ラップ目、第1セクションで1点、第2で5点、第3で3点ときましたが、第5でバランスを崩したときに上げた足がゲートマーカーに接触して5点を取ってしまいました。これでかなり辛い状況になってしまいました。続く第6でも1点。第7はあまり自信がなく、とにかく全力を尽くして2点でアウト。すべてがいっぱいいっぱいでしたが大崩れはしないでゴールしました。
減点は1ラップ目と同じ17点で、トータル34点で競技を終えました。

今回は優勝することだけを考えて思いつく限りの準備をしたのに達成できなくてものすごく残念です。勝負どころで決定力不足でした。何カ所かラインの読みも甘かったと思います。
すぐに次の最終戦(10/27)があるので、全力を尽くせるように準備したいと思います。

リザルト(MFJ レース情報)
http://www.mfj.or.jp/user/contents/race_result2013/trial/result/13_r6_ias.html

HAZARDBREAKERS トライアル国際A級 成田亮