全日本トライアル九州大会結果報告

2013全日本トライアル選手権 第3戦 九州大会
開催日:5月12日 開催地:熊本県芦北町小田浦和田山タナカ森林農場
天候:晴れ 気温:25°C
競技方式:8セクション×3ラップ 持ち時間4時間30分
出走台数:28台
競技結果:成田亮(BETA EVO2T 300)  優勝(減点5点 クリーン21)
    :成田匠(GASGAS TXT PRO125)2位(減点11点クリーン17)

成田亮 競技リポート
会場は美しい海岸に面しており、ロックは少なくセクションの大半は傾斜のきつい山の斜面に設けられており、土曜日の下見の段階では午前中まで降った雨の影響でよく滑り、何カ所か走破が難しい印象でした。
競技当日には路面も乾きはじめてグリップが得られるコンディションになりました。

1ラップ目。第2セクションで本多選手がタイムオーバーになってしまったのを見て、イメージしていたよりもスピーディーに走らなければと思い、気持ちが焦ってミスをしてしまった。第3セクションでも安定感がなくてつまらないミスがありましたが、徐々に走りを取り戻すことができました。第7セクションのヒルクライムは失敗してしまうと減点5点になるので、勝負の分かれ目でしたが、自信はあったので冷静にトライしてクリーンできました。1ラップ目はトータル2点。

2ラップ目。とくに第2、3、5、6、7セクションではミス=5点の可能性があるので、一つ一つ全力で走りました。第2セクションではリズムを掴んだ走りが出来て、第3セクションもクリーン。結局このラップはオールクリーン。

3ラップ目。この時点では1ラップ目にトップだった兄の成田匠と同点だと思っていましたが、第2セクションで兄が失点したのを見て、このチャンスは逃すまいと思いました。第7セクションは2回クリーンしていたのでこのラップもクリーンを狙っていましたが、入り口にある木のステアの根っこで滑って危うく5点になりそうになり、ヒルクライムも登りきれずに押して3点でアウトしました。練習では、5点になりそうな時に5点にならないようにしつこく粘る練習をしているので、その成果を感じました。

今期からバイクをベータに乗り換えて自分の好みに仕上がっています。2戦目で勝つことができて嬉しいです。

次回は7月14日の北海道大会です。
リザルト(MFJサイト参照 外部リンク)
http://www.mfj.or.jp/user/contents/race_result2013/trial/result/13_r2_ia.html

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