全日本トライアル北海道大会結果報告

2013全日本トライアル選手権 第4戦 北海道大会

開催日:7月14日 開催地:和寒サーキット
天候:晴れ 気温30°C
競技形式:10セクション×2ラップ 持ち時間3時間30分
参戦クラス:国際A級
出走台数:26台
競技結果
成田亮(BETA)優勝(減点数21点 クリーン数11個)
成田匠(EM5.7)賞典外(減点数75点 クリーン数1個)
※成田匠は日本で初めての電動トライアルバイクでの参戦

成田亮競技リポート
会場の和寒サーキットは基本的にモトクロスコースであるため、トライアルセクションは全て人工的に岩を設置して造られています。人工セクションは自然の地形よりも落差が大きいために、成功すれば減点0点、少しのミスでも減点5点となる傾向が強いです。得意不得意もはっきりと表れます。前日の下見では、第5、7セクションは難しく、そのほかのセクションは簡単だったりテクニカルだったりしますが、きっちり走ればクリーンが狙える印象でした。

1ラップ目。第4セクションまではクリーンしてから問題の第5セクション。ポイントのヒューム管を上りきれず減点5点。難所ながらクリーンやアウトしたライダーも結構いるので手痛いミスです。第6、7、8セクションで1点ずつもらい、このラップは減点8点。

2ラップ目。1ラップ目を上回るには、まず第5セクションをアウトする必要がありました。しかし第1、4セクションで1点ずつ着いてしまい、第5セクションでは不注意でテープを切って減点5点を取ってしまった。ここで1ラップ目は小谷選手と同減点、クリーン差で2位だと知りました。まだ第7セクションをクリーンすればチャンスはあると思い、入念にラインを選んで走り、クリーンを狙いましたが出口直前の岩で滑って減点5点。トップを狙うには厳しいと思いましたが、まずは残りをクリーンしてゴールすることを考えました。第8クリーン、第9では入口のステアでラインがずれて減点1点、第10をクリーンしてこのラップは13点でゴール。合計21点クリーン11個で競技を終えました。

優勝は厳しいと思っていましたが、小谷選手の負傷もあり、追い上げられたものの1点リードで今期2勝目を挙げることができました。自分自身の評価としては、今回の目的を達成できたことは嬉しいですが、ちょっとしたことであと1、2点は減らせたと思いますので、決定力のある走りを最後まで持続できるようになりたいです。

次回は9月22日第5戦中国大会です。

HAZARD BREAKERS トライアル国際A級 成田亮

リザルト MFJサイト参照(外部リンク)
http://www.mfj.or.jp/user/contents/race_result2013/trial/result/13_r4_ia.html

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成田匠と電動トライアルバイクEM5.7

成田匠と電動トライアルバイクEM5.7